突然ですが、タロットカードって皆さんどのようなイメージを持たれていますか?
- 占いをするのに使うもの
- 占い師が鑑定をするときに使うもの
- なんだかよく分からないけれど枚数が多くて難しそう
など、タロットカード=占い
とイメージしている方は少なくないのではないでしょうか?
実はタロットカードはおまじないにも使用することができちゃうんです!
タロットカードをおまじないに使うことは、ヨーロッパの魔女たちにとって当たり前のこと。
今回は、私がヨーロッパの魔女たちから直接教えていただいた「タロットカードを使ったおまじない」を特別に公開したいと思います。
おそらく日本では初公開かもしれません。
ただでさえ不思議で、神秘的なタロットカード。
タロットに秘められたパワーを使ったおまじないは沢山ありますが、その中でも復縁に効くおまじないをご紹介します。
用意するもの
- タロットカード(新品)
- キャンドル4本(赤いテーパーキャンドルだと尚更良いのですが無ければふつうのものでもOK)
- 必要であればキャンドルホルダー
- お香
- 食パン
- 赤いヒモもしくは糸
タロットカードを用意する
タロットカードを使ったおまじないなので、まずはタロットカードを用意します。
すでにタロットカードを持っているという方でも、おまじない用に新品のタロットカードを入手してください。
Amazon等でタロットカードと調べると、色々なデザインのものや個性的な色使いのもの、枚数も78枚のものや22枚の大アルカナのみのもの、様々あります。
おまじないで使うタロットカードは、鑑定に使用するわけではありませんので、ここは是非ご自身の好きなタロットカードを購入してみてください。
特にこだわりがなければ、この三つのどれかでも良いと思います。
- とにかくタロットカードの大定番ウエイト版!
- キレイで神秘的なデザインがお好みならセレマタロット
- ネコ好きにはたまらない!ホワイトキャットタロット
基本的にタロットカードであればなんでも良いですが、オラクルカードといったものやあまりにも特殊でアート色が強すぎるものは避けるようにしましょう。
この復縁のおまじないでは、タロットカードの大アルカナの中の
皇帝
女帝
の、二枚のカードを使用しますので、必ずこの皇帝と女帝のカードが入っている、もしくはそう表記されているものが入っているものを必ず選んでください。
このおまじないは「持ち歩く」行為が必要となるので、ポケット版などの小さなタロットカードを選んでみても良いでしょう。
またおすすめは78枚のデッキのものです。理由は後述します。
タロットカードをおまじないに使える状態にする
タロットカードを入手したら、おまじないの支度をしてタロットカードの封を開けます。
タロットカードがあなたの手元に届いたときは、制作の段階で様々な場所や人の手を通っているため、まだ印刷物としてのエネルギーが非常に強い傾向にあります。
これをおまじない用に使うために神秘のエネルギーに満ちたものにしなくては、効果半減。
ヨーロッパで古くから伝わる魔術を使ってタロットカードにエネルギーを込める方法をご紹介いたします。
- タロットカードは、海外で作られているものがほとんどなので、稀に不良品が紛れ込んでいることがあります。
- タロットカードの状態が悪くないか?枚数は78枚もしくは22枚できちんと揃っているか?よく確認しておきましょう。
- タロットカードの封を開けたら、タロットカードの四辺を囲むようにキャンドルを4本置きます。
- キャンドルに火をつけて、タロットカードの山の真ん中に千切ったパンを乗せます。
タロットカードに食べさせるイメージでパンを乗せます。 - キャンドルのロウがなくなるまでそのままにしておきます。
※くれぐれも火気には充分注意をしてください。 - キャンドルのろうがなくなったら、タロットカードに乗せたパンをあなたが食べてタロットカードの儀式は終了です。
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復縁のおまじないのやり方
下準備が出来たらさっそく復縁のおまじないを行いましょう。
エネルギーを込めたタロットカードの中から
Ⅲ女帝
Ⅳ皇帝
の二枚のカードを取り出します。
この二枚は、本来タロット占い上ではそれぞれの意味を持っていますが、おまじないではキーカードと呼び違った扱いをします。
女帝はあなた
皇帝は彼を指すキーカードです。
- この二枚のカード横に並べて、心の底から「彼と復縁できますよう、お力を貸してください」とカードに向かって祈ります。
- 祈りを終えたら、二枚のカードの絵と絵を内側にして重ね合わせます。
- 重ね合わせたカードを両手に挟み、さらに祈りを込めます。
祈りをこめるときは祈り以外のことを考えないように注意して下さい。 - 重ね合わせたカードを赤いひもや赤い糸でぐるぐる巻きます。
巻く際も、復縁できますように、と心の中で祈りながらくるくる巻きます。
この時、一定方向に巻くのではなく様々な方向にぐるぐる巻いて、なるべくタロットカードの裏面のデザインが見えなくなるまで隙間なく巻きます。 - 隙間なく巻き、ほどけないようにヒモを結びつけたらひとまず儀式は完了です。
出来上がったタロットカードを肌身離さず約一か月間持ち歩きます。
また出来上がったものは決して、誰にも見せないようにしてください。
持ち歩いている間にも、あなたのパワーやエネルギーがどんどんタロットカードに溜まっていき、またタロットに込められた宇宙のパワーが貴女に恩恵をもたらします。
一か月肌身離さず持ち歩いたら、その二枚のタロットカードを火事にならないような場所で、キャンドルに火をつけカードを乗せて燃やします。
燃やすときも人に見られないように行います。
(この時も火気の使用や使用場所には充分注意を払ってください)
このとき、燃えている火や煙に向かって「全て彼のもとへ届き、復縁できますように」と心から祈り、それらの煙が彼のところと精霊たちのところへ届くイメージを持って祈ります。
火でカードを燃やしながらお香も一緒に焚くと、その場にいる精霊たちが喜び、さらに強い力を貸して貰えますのでお香もお忘れなく。
残ったタロットカードはどうするか
このおまじないでは、78枚もしくは22枚の中から2枚しか使わないおまじないなので、残ったタロットカードはどうすれば良いの?捨てるなんてもったいない!と思う人もいるかもしれません。
22枚の大アルカナのみのカードで行った場合は、残りの20枚のカードはそのまま各自治体に沿って処分してしまいましょう。
ゴミとして処分することに抵抗のある場合は、別途燃やして処分してしまっても構いません。
78枚のタロットカードを買った人は残ったカードで同じおまじないが出来ますからぜひ取っておきましょう。
再度、復縁のおまじないを行いたい時
このおまじないを再度まだ行いたい場合は最低でも10日前後開けておく必要がありますが、2回目からは小アルカナのコートカードを使用することができます。
78枚のフルデッキのタロットカードであれば、ひとつのタロットカードで合計4回おまじないができるのでとっても経済的&便利です。
2回目以降のカードのペアは
- 小アルカナのカップのキングとカップのクイーン
- 3回目はワンドのキングとワンドのクイーン
- 4回目はペンタクルのキングとペンタクルのクイーン
というように使うことができるので、おすすめです。
キーカードが変わるだけで、おまじないのやり方は同じです。
この時注意が必要なのは、ソードのコートカードはこのおまじないでは使わないようにしてください。
まとめ
タロットカードを使ったこの復縁のおまじないは、とてもパワフルかつ効果絶大です。
占いのために使うというイメージが強いタロットカードですが、おまじないに使用することができるだなんて驚きですよね。私も最初伝授していただいたときはとっても驚きました。
このおまじないは、効力を発揮するまで少し時間がかかりますし、火気の使用が必要となる少し難易度の高いおまじないになりますが効果抜群!やってみる価値はおおいにあると思います。
復縁したい人は是非おためしあれ。復縁に悩む全ての人の幸運を心から祈っております。